Engeering Micrbiology誌からのお知らせ

2025/04/01

Engeering Micrbiology誌(Elsevier;https://www.sciencedirect.com/journal/engineering-microbiology)から当学会の東洋大学・伊藤政博先生と山東大学の黄奇洪(Qihong Huang)先生、University of Naples Federico II大学のPatrizia P. Contursi先生の3名がゲストエディターとして特集号Extremophiles: Harnessing Life at the Edge for a Sustainable Futureを出版することとなりました。2025年12月31日までの期限で投稿論文を募集しています。極限環境生物学会の関係者とも関連する特集号ということで皆様の投稿をお待ちしています。当学会の石野良純会長もEditorial Board Memberの一員です。

 

Engeering Micrbiology誌は、査読付きのオープン アクセス ジャーナルです。受理された論文の論文出版料 (APC) はすべてカバー(無料)されます。さらに、受理されたすべての論文に必要な言語編集料もカバーされます。 
Engineering Microbiologyは、微生物を実用化するために改良することを最終目標として、微生物工学 (古細菌、細菌、真核微生物、ウイルス) の方法論、理論、メカニズム、応用において、意義深く、重要で、斬新な貢献をする、厳格な査読を受けた高品質のオリジナル研究論文の出版に取り組んでいます。微生物群集や微生物細胞および生化学成分 (酵素など) の改良について記述した論文も歓迎します。最終的な応用の可能性がない基礎微生物生物学について記述した論文は、このジャーナルの対象外です。
 
特集号では、極限環境微生物の生理学、極限環境酵素、極限環境微生物からのバイオテクノロジー、生合成、バイオマイニング、バイオプロスペクティング、生分解、治療における極限環境微生物の応用に関する研究を募集します。
 
特集情報:極限環境微生物は、温度や pH 値が極端に高いまたは低い環境、高圧、塩分やアルカリ度が高い環境、金属イオンや有毒物質のレベルが高い環境、強い放射線がある環境など、さまざまな極限環境で繁殖します。何十年にもわたる研究の進展により、極限環境への適応メカニズムが大きく解明されてきました。極限環境微生物は、極限電解質、極限酵素、細胞外多糖類などの生成や毒性物質の変換など、いくつかの分子適応と生理学的代謝経路を備えています。これらのメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、これらの代謝物や代謝経路は、貴重なバイオ製品、食品添加物、バイオ燃料の製造、新薬の開発、バイオレメディエーションなど、多くのバイオテクノロジー産業で使用されています。その結果、極限環境微生物を用いた合成生物学研究を開始し、促進するための多大な努力がなされてきました。極限環境微生物に焦点を当てた研究は、新しいバイオテクノロジー用途の急速な発展に貢献しています。これらは、世界経済の持続可能な発展と地球温暖化の緩和のための革新的なソリューションを提供することを目的としています。
 
原稿提出情報:
Engineering Microbiology は 査読付きのオープン アクセス ジャーナルです。締め切り前に投稿されたすべての論文については、受理時に論文出版料 (APC) が負担されます。
 
投稿サイト:  https://www.editorialmanager.com/ENGMIC/default.aspx
 
特集号の原稿が正しく識別されるようにするには、「VSI: Extremophile」を選択してください 。
 
提出期限: 2025年12月31日
 
キーワード:極限環境微生物、極限酵素、環境適応、生合成、バイオマイニング、バイオプロスペクション
 
Q&A:なぜこの特別号に掲載するのですか?
 
特別号の記事は ScienceDirect にまとめて掲載されるため、他の研究者があなたの研究を見つけるのが驚くほど簡単になります。
 
特別コンテンツ記事は、最初の 24 ヶ月以内に、通常号に掲載された記事よりも ScienceDirect で 2 倍多くダウンロードされます。
 
特別コンテンツ記事は、通常号に掲載された記事よりも最初の 24 ヶ月間で 20% 多くの引用を集めます。
 
この特別号に掲載されるすべての記事は、掲載される作品の品質、独創性、新規性を保証するために、少なくとも 2 人の独立した専門家によって審査されます。