学会誌論文執筆要領

極限環境生物学会誌論文執筆要領

 
1.一般的事項
(1) テキストファイル形式またはMicrosoft Word形式で保存できるワードプロセッサ等を用いて原稿を作成すること。
(2) タイトルページには、1)論文題名、2)著者名、3)著者所属機関名、4)ランニングタイトル、5)連絡対応著者名およびその連絡先住所・電話番号・FAX番号・e-mailアドレス、6)キーワード(5語以内)を明示すること。日本語で作成した論文には、これらの英語訳を併記すること。
(3) 論文は、1行40字(英語の場合には1行60字)、1頁25行で作成し、各ページに行番号を付加すること。イタリック、ボールド、あるいはスモールキャピタルにする語句がある場合は、それぞれ赤字で下線、波下線、二重下線を記すこと。
(4) 略語リストがある場合には、本文第1頁に脚注として略語の項を設け表記すること。単位系と省略記号はSI単位を基本とする。
(5) 生物の命名及び記載はInternational Code of Nomenclature of Prokaryotes, International Code of Botanical Nomenclature, International Code of Zoological Nomenclatureに従う。学名が初出の場合は全部を記載すること。原則として、2回目以降は属名の頭文字を略号とするが、紛らわしい場合には省略せずに記載すること。
(6) 物質名の表記は以下の規定に従うこと。
1) 有機化合物の表記および放射性同位元素による標識化合物の表記はIUPAC規定に従うこと。
2) 生化学関連事項の命名はIUPAB制定の命名法に従うこと。
3) 化学式に用いられる記号、略号などはChemical Abstractsの用例に従うこと。
(7) 論文受理後、完成した本文および図表等の印刷に必要な全てのファイルを収めた電子媒体を編集委員長宛に郵送するか、またはそれらのファイルをe-mail添付書類として編集委員長宛に送付すること。

2.投稿論文の構成
(1) 原著論文は1)標題、2)アブストラクト、3)本文、4)引用文献、5)表ならびに図、図の説明文、の順にまとめること。
(2) 標題は論文内容を具体的に表す簡潔なものとすること。標題の下に著者名、所属機関名、所在地を書く。著者が複数で、所属機関が異なる場合は、著者名末尾に上付数字を付けて区別するとともに、連絡対応著者名を指定すること。
(3) 原著論文ならびに総説のアブストラクトは英語で記述するものとし、通常論文・総説では200words以内、短論文では100words以内で作成すること。
(4) 通常論文の本文は原則として、緒言、材料および方法、結果、考察(あるいは結果と考察)、謝辞で構成する。短論文では項目分けをしない。
(5) 原著論文ならびに総説では、必要に応じて図表を用いる。それぞれの図表を挿入したい位置を、原稿右側の余白部分に指示すること。
(6) 文中での文献の引用は、引用文献の項目で整理した文献番号を用いること。図表の引用はその番号によること。
(7) 脚注が必要な場合には、該当事項の右肩に通し番号を付け、当該頁の下部に説明文を付けること。

3.引用文献
(1) 引用文献は下記の例に準じ、本文中の該当人名あるいは事項の右肩に1), 1-3)のように番号を付し、また、本文末尾の引用文献の項に第一著者のファミリーネームのアルファベット順に1., 2., 3., --の番号を付し一括記載する。Ibid., idemは用いないこと。私信、未発表の研究結果、学術雑誌に受理される前の論文、抄録が印刷されていない口頭発表などは引用文献に含めないこと。雑誌の略号は、Chemical Abstracts Service Source Index (CASSI) 1907-1984 (Cumulative)およびその補遺版により、雑誌名、書名、年、巻および頁の示し方は下記によること。 
(2) 雑誌引用のとき
Chuakrut, S., Arai, H., Ishii, M., and Igarashi, Y. 2000. Characterization of a bifunctional archaeral acyl coenzyme A carboxylase. J. Bacteriol. 185: 938~947.
(3) 書籍引用のとき
児玉徹. 1997. V近代的な微生物利用工業1.アルコール, pp191~197.児玉徹・熊谷英彦編, 食品微生物学, 文永堂出版

4.表と図およびその説明
(1) 表と図はMicrosoft Word、Power Point、PDF、あるいはJPEGにより、電子ファイルとして投稿すること。
(2) 本文を英語で書いた場合には図表も英文で作成すること。
(3) 表と図は一つに対して1頁使う。各頁の右上に著者名ならびに図の番号を入れること。
(4) 表題は表の上部分に書くこと。表の内容説明文ならびに注は、表の下に記述する。注の表示にはa),b),c)を上付で明記し、記述にはa),b),c)を上付にせず用いる。
(5) 図の標題ならびに説明文は別紙にまとめて印刷すること。図の標題の最後にはピリオドを付し、内容説明は標題の後に改行して記載すること。
(6) 写真は電子ファイル化(解像度300 dpi以上)したものを用いること