2019年度(第20回)

極限環境生物学会 第20回シンポジウム

要旨集はこちらから

日時:2019年8月3日(土) 10:30~17:30(受付開始10:00)
   懇親会18:00~20:00(東京大学農学部食堂ホール)

場所:東京大学 弥生キャンパス 農学部2号館 
     第1講義室・第2講義室(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1)
    (地図はこちら)

参加費: 一般会員: 3,000円
      非会員: 5,000円
      学生(会員・非会員): 無料

懇親会費:一般5,000円、学生2,000円

交通:

湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線)より徒歩8分
東大前駅(地下鉄南北線)より徒歩1分

※構内には一般駐車場はありません、お車での来校はご遠慮ください。

 
概要
【テーマ】「応用研究の中のベーシックサイエンス」    

「その研究、何の役に立つのですか?」研究をしている人であれば、一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか?近年、大学でのベーシックサイエンスの研究においても実用化や実社会への波及効果等が成果として求められてきています。一方で、社会実装を意識し過ぎて、研究の根本にあったはずのピュアサイエンスに対する知的好奇心が薄れることは、日本のサイエンスレベルの低下につながる懸念もあります。ベーシックサイエンスを追求しながら如何に応用に繋げるのか?応用研究を追求しながら如何にベーシックサイエンスを礎として置くのか?そんなヒントに本シンポジウムがなることを期待して今回のシンポジウムを企画いたしました。本シンポジウムでは、水素細菌利用、微生物燃料電池、酵素電気化学センサ、人工進化酵素工学、ビックデータ解析、バイオフィルム利用といった幅広いテーマから大学と企業の方から講師の先生方を迎えます。ご自身の専門外の分野に触れることで、異分野とのコラボレーションや応用研究に繋げるためのヒントになりましたら幸いです。このシンポジウムに参加したら、私の研究は〇〇に役に立ちます!と胸を張って言えるようになるかもしれません。

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プログラム(敬称略)

【テーマ】「極限的応用~応用研究の中のベーシックサイエンス」

10:00 開場・受付
10:30 開会あいさつ

微生物セッション
10:35 水素細菌の代謝特性と低炭素社会実現に向けての展開
    (東京大学 亀谷 将史)

11:25 電気で微生物を制御する: 電気遺伝学の基礎と応用
    (東京薬科大学 高妻 篤史)

12:15 昼食&企業展示

酵素セッション
13:30 電極に酵素から直接電子を受け渡す
    “直接電子移動型酵素”を用いたバイオセンサーの可能性
    (東京農工大学 津川 若子)

14:20 機械学習の試行設計によるタンパク質のスマート進化
    (東北大学 梅津 光央)

15:10 休憩&企業展示

企業セッション
15:40 コンボリューショナルデータを活用して
    微生物の活動を動的に捉える
    (ちとせ研究所 笠原 堅)

16:30 微生物制御に関わる製品の開発につながる
    ベーシックサイエンス
    (花王株式会社 久保田 浩美)

17:20 閉会あいさつ
18:00 懇親会

問い合わせ先 

シンポジウム委員長 若井 暁 (海洋研究開発機構)